うーん

えねーちけーのばくしょうもんだいが出てる、大学訪問して教授と議論するみたいなコンセプトの番組が好きでよく観ていて、今日はそのSPだったのだけど。番組の最後に学生さんが、今の時代「変わりたくないのに変わってしまう」ことに不安を感じる人と、「変わりたいのに変われない」ことに不安を感じる人に二極化されてしまっている中、どうやったらそれらの不安を突破していけるのか、といった質問をされていて。その質問の答えについてはもう全然何も浮かばないし浮かんだとしても実行できるかというと難しいと思うし、とか何とか考えてたわけですが。あくまで私に関してのことだけど、不安の持ちようってのが二極化ってのはちょっと違うかなあと思った。私の場合「これから社会に出て行くことだったり社会だったり時代だったりといった大きな渦に巻き込まれてしまう」って事に関しては自分が抗うすべもなく「変りたくないのに変わってしまう不安」てのが大半を占めているけど、周りの人だったり身近な人だったりとの小さな社会の中での主に人付き合い的な関係内でならば「変りたいのに変われない不安」が大半を占めているなあと、思うのだよね。どちらの不安の持ち方も内在している、と思う。結局は自分の「核」がしっかりしていれば揺るがずに済む…というか少々の揺れで済むのだけど、しっかりしていなければ大いに揺らぐことになってしまうのだよなあ…そして私は後者の揺らぎ方だよなあとさらに不安になってみたり。
まあでもそんなこんな考えてるうちに楽天的な自分ってのが顔を出して「なるようになるっしょ」ってことで落ち着いたりするのだけど。そうやっていろいろ考えてるともっぱらことごとくとある悩みに辿り着いてしまうのだけど。たとえば自分がなにがしかに対して取捨選択を迫られた場合、譲れないこだわりとかそれこそ自分の思想の「核」を元に選択していくわけだけど…そういったものが「自分らしさなのか甘えなのか」を判別するのって、果てしなく難しい作業だよなあ…。